顔面のしわ（目じり、おでこ、眉間など）に対して効果があります。
注射剤はアラガンジャパン社の「ボトックスビスタ」を使用しております。厚生労働省で認可されているものです。
30ゲージから34ゲージの細い針を使いますので痛みは少ないです。

原発性腋窩多汗症、眼瞼痙攣に対しては健康保険内で治療できます。
軽症の場合には保険外になる場合もあります。
注射剤はグラクソ・スミスクライン社の「ボトックス」を使用しております。厚生労働省認可のものです。
施行前に麻酔クリーム塗布してから行いますので30分程度時間を要します。その後、マジックにてしるしをつけて皮内注射を行います。
5‐10分クーリングして当日はガーゼを貼っていただきます。

全身に分布する汗腺。
塩化ナトリウムなど分泌。

わきに分布する汗腺。
コレステロールや脂肪酸など分泌。細菌が分解すると強い臭い。

わきを90度くらいに開いた状態で手術を行います。

わきの毛の範囲をマーキング。わきの中央を切開するデザイン。切開部分およびマーキングした部に局所麻酔注射する。

皮ふを切って汗の腺・毛の下まで広く剥離する。

皮ふをひっくり返して汗の腺をハサミで切除する。

汗の腺を除去した皮ふをもとにもどして皮ふが下にくっつくように糸で縫合する。周囲に傷の圧迫のためのガーゼを固定する糸をつける。

傷の圧迫のため、わきにガーゼの塊をつけて固定。わきはなるべく閉じている状態を約1週間続ける。1週間後にガーゼの塊を除去し、シャワー可となり、約2週間後に抜糸。